いや、気のせいじゃないと思うんです。 ここ最近、明らかに審査が厳しくなっていませんか?
ストックフォトを主戦場にしている皆さんの管理画面はどうでしょう。
私のところは、ここ1ヶ月ほど、申請しても申請しても、笑っちゃうくらい「リジェクト(不採用)」の通知ばかりが届いています。
特に狙い撃ちにされていると感じるのが、AI生成の王道中の王道、「日本人女性・1人」の構図です。
2,500枚以上を積み上げた先に見えた「90%」という壁

実際、私のアカウントには現在、2,300枚近い登録済みのストックがあります。
そして、そのうちのほとんどが、Midjourneyで生成した「日本人女性・1人」の画像です。
これまでは、このジャンルは非常に安定していました。
背景を変え、ヘアスタイルやヘアカラーを変え、ビジネスやライフスタイルのシーンに特化させれば、面白いように審査を通っていた時期があったんです。
しかし、今は違います。 直近1ヶ月、この「日本人女性・1人」の構図に限って言えば、リジェクト率はついに90%を突破しました。
10枚出しても、1枚通ればラッキー。 背景をガラッと変えても、ビジネスシーンに設定を振り切っても、結果は同じ。「不採用」の文字が並ぶ画面を見て、溜息をつく毎日です。
なぜ、今ここまで「拒絶」されるのか?

2,500枚という物量を積み上げてきたからこそ、見えてきた理由がいくつかあります。
- アカウント内での「類似性」の罠 これだけ「日本人女性・1人」を上げ続けていると、Adobeのアルゴリズムから「お前のライブラリ、似たような画像ばかりじゃないか」と判定されている可能性が高いです。
- プラットフォーム全体の「AI顔アレルギー」 Adobe Stock全体に、Midjourney製の「整いすぎた美しい日本人顔」が溢れ返っています。プラットフォーム側が、市場の多様性を守るために意図的に蛇口を締めている。そんな空気を感じます。
- 「1人」だからこそ誤魔化しが効かない 背景に複数人がいれば視線が分散されますが、1人構図は細部がすべて。瞳のハイライトの不自然さ、髪の毛が服に溶け込む描写、指先の違和感。審査員(あるいはAI審査)の目が、以前より格段に鋭くなっています。
「量」で押すフェーズの終焉
正直に言いましょう。「AIなら量産すればいい」という単純なフェーズは、もう終わったのだと思います。
同じプロンプトを微調整して、似たような美女を量産し続ける。 そのやり方では、今のAdobe Stockの壁は越えられません。
すでに2,500枚のストックがあり、コンスタントにDLされている私が、身をもってそれを証明してしまいました(笑)。
この1ヶ月のリジェクト率90%という数字は、「そこはもう、あなたが戦うべき場所ではない」という、Adobeからの明確なメッセージだろうと思います。
ただ、いままであげていた「日本人の女性・1人」の構図の生成AI画像は少ないですが、DLされ続けています。
じゃあ、次はどこへ向かうか?

悲観して手を止めるのはもったいない。 この「壁」を、次のステージへの案内板だと捉えます。
- 王道をズラす: 1人ではなく「複数人」の関係性を描く。
- 視点を変える: 顔出しを避けた「パーツ素材」や、印象的な「後ろ姿」。
- カテゴリを変える: 実写ではなくイラストにする。
リジェクトは、新しい需要(ブルーオーシャン)を見つけるためのヒントです。
私も、2,500枚の過去に執着せず、次は「今、本当に求められている画像」に全力で舵を切ってみようと思います。
皆さんの管理画面や通知メールには、今日どんなメッセージが届きましたか?
もしリジェクト祭りになっているなら……おめでとうございます。それは、新しい勝ち筋を見つけるチャンスかもしれませんよ。